中国最大手証券レポート、7-8月にも利上げの可能性があると予測
中国の証券大手である申銀万国証券の発表した研究レポートによれば、中国の中央銀行である中国人民銀行が今年7−8月にも利上げを行う可能性が高く、利上げ幅は0.5%程度になるという予測を示した。
この研究レポートでは、現在、金融引き締めなどが奏効し、投資の増加速度は抑えられてきたが、これは利上げ圧力を軽減することを意味しないとし、中国ではまだまだ利上げを実施する余地があると指摘した。
それと同時に、今後1−2年はインフレ局面が保たれ、金利引き上げの必要性が一貫として存在し続けると見ている。今後、中国が断続的に利上げを実施していくかどうかは、最初の1回の引き上げ幅を見極めるべきである。
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