2004 No.28
(0705 -0709)

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ユネスコ世界遺産センター、
中国から5件を受理

 

福建省南靖県田螺坑村の土楼群の資料写真

国家文物局の単セイ翔局長は7月2日、中国がユネスコ世界遺産として登録を申請している「暫定リスト」のうち、5項目が世界遺産センターに受理されたことを明らかにした。受理されたのは「澳門の歴史的建造物群」「開平の望楼(広東省)」「殷墟(河南省)」「福建省の土楼」「紅河の哈尼(ハニ)族の棚田(雲南省)」の5項目。「澳門の歴史的建造物群」は、すでに中国が2005年の登録を申請する世界遺産に決定している。「開平の望楼」と

紅河哈尼族の棚田の資料写真

「福建省の土楼」は、地方の特色が濃厚な住居用建築群。「殷墟」は商(殷)の時代(紀元前1600〜1046年)の遺跡では最も重要かつ有名で、中国が最も早くから考古学研究を進める遺跡の1つでもある。「紅河の哈尼族の棚田」は、今回受理された5項目のうちの唯一の文化遺産。人間と自然環境の調和・共存の典型とされる。