中国政府、シンガポール副首相の
訪台に強く抗議
章啓月外交部スポークスマンは7月11日、シンガポールのリー・シェンロン副首相が10日に台湾を訪問したことについて、中国政府は次のように強く抗議したことを明らかにした。
シンガポールのリー・シェンロン副首相は10日、中国側の度重なる厳重な申し入れを顧みず、自らの意思に固執し、台湾へのいわゆる非公式訪問を行った。中国政府はこれに対し、強い不満と抗議を表明する。
台湾問題は中国の主権と領土保全に直接関わる問題である。われわれは、中国と国交を樹立した国が台湾当局といかなる形式の公的な往来をすることにも、断固として反対する。
どのような口実であれ、シンガポール指導者の台湾訪問は、中国の核心的利益と両国関係の政治的基礎を損ない、13億中国人民の感情を傷つけるものである。これによって生じる結果の全責任は、シンガポール側が負わなければならない。
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