2004 No.29
(0712 -0716)

アドレス 
中国北京市
百万荘大街24号
北京週報日本語部
電 話 
(8610) 68326018 
(8610) 68886238

>> 週間の動き

 

江沢民中央軍事委主席、米大統領補佐官と会見

江沢民中央軍事委員会主席は7月8日午後、北京の中南海で、米国のライス大統領補佐官(国家安全保障問題担当)と会見した。

江主席は「台湾問題は中米関係において最も重要で最も敏感な核心の問題だ。最近の米国の台湾問題における一連の行動、特に台湾への最新鋭兵器売却に、中国人民は深い関心と不満を抱いている。われわれはこれからも『平和的統一、一国二制度』の基本方針を堅持するが、絶対に『台湾独立』を容認しない。もし台湾当局が一方的に『台湾独立』を断行するならば、もし外国勢力がこれを手助けするならば、われわれが黙って見ていることはあり得ない」と強く指摘した。

これに対し、ライス補佐官は「ブッシュ大統領は対中関係を非常に重視しており、米中両国が各分野で交流と協力を広げることを望んでいる。台湾問題で大統領は中国側の関心を理解しており、台湾海峡地域での武力衝突発生を目にすることを望んでいない。大統領は『一つの中国』の原則を堅持し、台湾海峡の現状をいずれかが一方的に変えるのを支持しない立場は明確かつ確固としている」と表明した。