2004 No.30
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国家発展改革委、下半期の
GDPを8.5%増と予測

国家発展改革委員会マクロ経済研究所副所長の陳東h氏は、中国のGDPは今年上半期に9.7%、今年下半期に8.5%成長し、年間9%前後の成長率を維持する見込みであると語った。

陳副所長によれば、経済成長は季節的な起伏があるものの、年間の経済傾向を見ると、昨年の9.1%と比べてそれほどの格差がなく、総体的に安定しており、政府のマクロ調整も順調に進められている。物価も低下の傾向をみせており、消費者物価指数(CPI)の上昇幅も年間3.5−4%になる見込みである。

内需構造を見ると、投資の増加率が増加し、消費成長率が上昇して、バランスが保てるようになった。貿易についても、年間の赤字を否定しなかったものの、黒字でも赤字でもそれほど大きな額にならないという見解を示した。

今後、政府による経済過熱抑制策で基本的な安定を保つことはポイントとなるものである。マクロ調整政策の順調な実行によって、政策の連続性、安定性を保たれるだろうと見ている。