中小企業が東北振興の新たな勢力に

中国科学技術部副部長の馬頌徳氏が7月19日、瀋陽で開かれた中国人企業科学技術革新協力交流会の席上で、「中国の中小企業が、いま東北地域の経済振興の新たな勢力となっている」と述べた。

伝えられるところによると、科学技術部と財政部は1999年5月に中小企業革新基金を設け、無償の資金援助、貸付や手形割引利息などを通じて中小企業の革新活動を援助しているが、その経済効果と社会効果はすでに著しく見られている。

馬頌徳副部はその際、「革新基金は東北三省の中小企業の技術革新を大いに速めた。1999年から2003年にかけて、東北地域でこの基金を利用して建設するプロジェクトは467件に達し、これらのプロジェクトは製造業、オートメ化制御、ソフト開発など多くの分野に及んでいる。2003年末にこれらの中小企業はこの基金から合わせて61億元以上の資金援助を受けた」と語った。