外交部、香港問題への英国の
評論に「強い不満」と表明
孔泉外交部スポークスマンは7月21日、記者からの「英国政府が英国議会に提出した、香港問題に関するこの半年の報告をどう評価するか」との質問に対し、次のように答えた。
香港は中国の特別行政区だ。香港特別行政区の政治体制の発展は、「一国二制度」の方針と香港基本法の徹底した実施、中央政府と香港特別行政区の関係、香港の長期的な繁栄と安定に関わっている。中国全国人民代表大会常務委員会は、香港特別行政区基本法付属文書の関係規定について解釈を行い、香港の2007年の行政長官と2008年の立法会議員の選出方法に関する問題についても決定を行ったが、これは法に基づいた職権の正当な行使であり、これは必要であるだけでなく、香港の政治体制が香港基本法に基づいて安定して発展するのに役立ち、香港の一般市民の根本的利益と一致し、いわゆる「香港の高度な自治への侵害問題」はまったく存在しない。われわれは、英国政府がこの問題をむやみに評価することに強い不満と強い反対を表明する。
中国政府が香港特別行政区で「一国二制度」と「港人治港(香港人による香港管理)」の方針を実施し、香港基本法を貫徹する決心は、確固不動のものだ。われわれは、香港で香港の実状にふさわしい民主制度を発展させることを一貫して主張しており、香港の各界と共に「一国二制度」の方針に従って香港を建設し、香港がさらに繁栄し、さらに民主的になるようにする。
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