2004 No.31
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>>中日交流


外交部、遺棄兵器による
児童負傷について日本に申し入れ

外交部アジア司の担当者は7月27日、在中国日本大使館の幹部と緊急会見し、旧日本軍の遺棄化学兵器により吉林省敦化市の児童が負傷した事件について、日本側に対し厳重な申し入れをした。

同市蓮花泡林場で23日午後1時ごろ、現地の児童4人が小川で砲弾1つを発見し、そのうちの2人は砲弾の中から流れ出た液体に触って手足が赤くただれた。中国側の医師はイペリット(マスタードガス)とルイサイトによる中毒と診断した。この2人の児童は現在同市の病院で治療を受けており、命の危険はない。中国側の専門家が現場を検証し、この砲弾が旧日本軍が遺棄した化学兵器であることを確認した。