2004 No.31
(0726 -0730)

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>> 経済

 

中国銀行と建設銀行、
不良債権比率を3〜5%以内に

不良債権比率の低下に努めている中国銀行、中国建設銀行などの国有銀行に対し進めている銀行改革では、中国銀行業監督管理委員会は2004年の目標を不良債権比率3−5%以内に定めた。

また、今年以降は自己資本比率は8%の水準を維持していくとしている。CBRCの劉明康主席は、これまでのタイムスケジュールに基づき、資産回収率を2005年には0.5%、2007年には1%それぞれ引き上げるという新項目を追加した。資本収益率も2005年には11%に、2007年には13%にそれぞれ設定している。

このほか、銀行リスクの抑制策として、融資先1件に対する貸付額の割合を銀行の純資産の10%未満とすることを定め、不良債権に対する貸付準備金の割合を中国銀行では60%、建設銀行ではっそれぞれ80%に引き上げるなどいくつかの対策を講じている。