2004 No.31
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中国総領事館、米での中国人
殴打事件を「非常に重視」

 

米移民当局の警備員にペッパースプレー(催涙スプレー)をかけられ目を真っ赤に腫らした趙燕さん

報道によると、在ニューヨーク中国総領事館はこのほど、中国人女性が米国で殴打された事件について声明を発表し、この事件を非常に重視すると表明し、同事件を真剣かつ徹底的に調査し、この生命を無視し、人権を侵害した残虐な事件の容疑者を法により処罰するよう米国側に求めた。

声明は、米国に出張中の中国人女性の趙燕さんが7月21日、米国とカナダの国境で米国側の風景の写真を撮影した時、米国の移民当局の局員に理由なく殴打され、体は何カ所も傷を負い、精神的にも大きな損害を受けたと述べている。事件の発生後、在ニューヨーク中国総領事館の崔愛民副総領事が趙さんを慰問し、趙さんの合法な権益を守るために全力あげて協力すると述べた。

現地メディアの報道によると、ニューヨーク移民当局は同事件をニューヨーク州バッファローにある同州西部裁判所に送り、移民当局の監督員1人を傷害罪で起訴した。傷害罪が成立すれば、被告は最高10年の監禁と25万ドルの罰金に処される。趙さんは傷がひどいため、ソウルへの出張を中止せざるを得なくなった。趙さんの弁護士によると、趙さんは米連邦移民局に500万ドルの賠償金を請求するつもりだという。