2004 No.32
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中米首脳、電話会談

胡錦涛国家主席は7月30日夜、ブッシュ米大統領と電話会談した。

ブッシュ大統領は「最近の米中両国関係の発展を高く評価する。中国が繁栄することは米中両国の利益にかなう。米国は中国と良好な関係を維持したいと願っている」と表明した。また、大統領は「中国の台湾問題への関心を理解している。米国は『一つの中国』の政策を遂行し、中米の3つの共同コミュニケを遵守し、『台湾独立』を支持しないことを重ねて表明する。米国のこうした立場は変わらない」と表明した。

これに対し、胡主席は「中米両国が共に努力した結果、両国関係は全体的として大きく発展する勢いを保っている。われわれは米国と密接なコミュニケーションと協議を保ち続け、交流と協力を強め、両国がそれぞれ相手国の関心事を尊重し、かつ適切に処理し、中米の建設的協力関係を絶えず前進させることを願っている」と表明した。

胡主席は台湾問題に触れて、「われわれは今後、最大の誠意を抱き、最大の努力を尽くして、台湾問題を平和な方法で解決したい。しかし、われわれは『台湾独立』を決して認めず、台湾を中国から分割しようとする行為は誰であろうと決して許さない」と強調するとともに、米国が台湾に最新鋭兵器を売却することに反対する立場を重ねて表明し、「現在の台湾海峡情勢はとてもデリケートかつ複雑で、中国も米国も『台湾独立』に反対し、『台湾独立』分裂勢力による冒険活動を断固制止しなければならない」と強調した。

両首脳は今後、中米両国が共に努力して、経済貿易面の互恵協力をさらに前進させることを表明した。

さらに両首脳は共に関心をもつ国際問題について意見交換した。