2004 No.32
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両岸関係フォーラムが閉幕

両岸関係(中国大陸部と台湾の関係)に関するフォーラム「両岸関係フォーラム」が7月29日、浙江省杭州市で閉幕した。同フォーラムは海峡両岸関係研究センターが主催し、中国共産党中央台湾工作弁公室副主任・国務院台湾事務弁公室副主任・海峡両岸関係研究センター主任の孫亜夫氏は閉幕式でスピーチし、フォーラム参加代表の見解が一致した主な点として、次の4点を紹介した。

(1)両岸の経済関係は密接不可分で、両岸の同胞はみな双方が引き続き経済貿易の交流・協力を行うことを希望している。

(2)両岸の経済貿易の交流・協力が正常かつ順調に発展するには、平和で安定した両岸関係という大きな環境が必要である。台湾独立を目指す分裂活動は、両岸関係の平和と安定をゆゆしく破壊するもので、人々に支持されない。

(3)経済がグローバル化し、地域化が絶えず発展する情勢を前にして、両岸の同胞は手を携え、チャンスをとらえて、試練を迎え、ともに発展していくべきである。

(4)両岸の同胞は交流を強化し、誠意を持って相対し、疑念を解消し、相互理解を一層深め、ともに両岸の経済貿易関係の発展を推進すべきである。

また孫副主任は次の3つの観点を述べた。

(1)両岸関係の安定の維持は、両岸の経済貿易関係の持続的発展に必要な環境を提供する。

(2)大陸は両岸の経済貿易交流・協力を引き続き奨励する。

(3)さまざまな干渉を排除して、両岸の直接、双方向の、全面的な「三通」(通商、通航、通信)実現のプロセスを引き続き推進することで、両岸の経済貿易の交流・協力促進に役立てるように図る。