2004 No.33
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周外交部副部長、太平洋諸島との
協力強化で6項目

周文重外交部副部長は8月9日、サモアの首都アピアで開かれた第35回太平洋諸島フォーラム(PIF)域外国対話で、中国政府を代表して、PIF諸国との関係強化に6項目を提出した。

この6項目の主な内容は次のとおり。

(1)中国政府は今年10月に開かれる南太平洋観光評議会(TCSP)閣僚理事会会議に代表団を派遣する。また、今年11月に上海で開かれる「中国国際観光見本市」に太平洋諸島国が派遣する代表団を歓迎する。

(2)フィジー、バヌアツ、トンガ、クック諸島など南太平洋諸国が中国国民の観光目的地として開放されることに原則的に同意する。

(3)アジア開発銀行傘下のアジア発展基金の第9次援助プロジェクトに援助を提供するほか、アジア開発銀行が設立する「中国地域協力・貧困扶助協力基金」に出資する。こうしたさまざまな方法でアジア太平洋地域の発展と貧困扶助事業を引き続き支援していく。

(4)在中国PIF貿易代表所の2005年から2008年までの4年間の運営資金として中国・PIF協力基金の中から一部の資金を再び割り当てる。

(5)中国はPIFと共に努力することで、今年10月中国で行われる南太平洋諸国外交官の研修を成功させる。

(6)今年9月厦門(アモイ)で開かれる「中国投資貿易商談会」および今年10月と来年4月に広州で開かれる「中国輸出商品見本市」(広州交易会)にPIF諸国が派遣する代表団を中国は歓迎する。

PIF各国代表は、中国代表団の域外国対話参加と中国が示した協力提案に歓迎の意を表すとともに、中国との対話と連携を強め、南太平洋地域と中国との各分野における交流と協力をさらに進めることを希望した。