2004 No.34
(0816 -0820)

アドレス 
中国北京市
百万荘大街24号
北京週報日本語部
電 話 
(8610) 68326018 
(8610) 68886238

>>中日交流


中米日がヒマラヤの氷河を初の共同科学探査

ヒマラヤの氷河を系統的に調査するため、中国、米国、日本3カ国の科学者約20人による共同科学探査チームが8月13日昼、チベット自治区ラサ市を出発し、現地へ向かった。

中米日3カ国の共同科学探査チームは、最高峰チョモランマを含むヒマラヤ山脈北麓に沿った氷河を調査する。特にヒマラヤ地域で最大の氷河があるナムナニ峰(海抜7694メートル)の周囲で大規模な科学探査を行う。ヒマラヤ地区の氷河を系統的に調査するのは今回が初めてである。

共同科学探査チームの調査は11日に始まり、南北両コースに分かれて、40日間行われる。北コースのメンバー約20人はすでにチベット北部のタングラ山とニェンチンタングラ山に着き、ここで青海・チベット高原環境の大気、土壌、水循環などに対し系統的な観測研究を行う。