香港市場で上場した中国系
企業は累計300社以上
香港証券取引所の霍広文運営副総裁は8月8日、1993年に中国の国有企業が香港市場に直接上場することが制度化されて以来、現在まで、中国本土の約300社の企業が香港市場に上場し、資金調達額は累計8700億香港ドルに達したと次のように語った。
これまでの10年間に、香港で上場した企業のうち、資金調達規模がもっとも大きな10社の企業はいずれも大陸企業である。香港はすでに大陸企業の最初の上場先となり、香港の証券市場と大陸の証券市場の共通性は強い。
さらに、香港市場には、大陸企業にとって言語上の障害がなく、交通の便がよいことなどがそのほかの海外証券市場に優る魅力となっているほか、有名な証券アナリストなどが香港に集中しているのも大きな利点である。
また霍運営副総裁は、今後は深セン証券取引所に併設された中小企業ボードを支持し、上海、深セン証券市場と香港市場がともに良好な補完関係を構築するために力を入れる方針と語った。
|