中国、外国人永住権制度を改善

国務院の承認を受け、周永康公安部長と李肇星外交部長は8月15日、「国務院第74号令」に署名した。これにより外国人の永久居留資格に関する規則「外国人の中国での永久居留審査許可に関する管理規則」が正式に公布、施行された。

国務院報道弁公室は8月20日午前、公安部、外交部の担当者を招いて記者会見を行い、同規則について説明し、質問に答えた。

公安部の?赤勇部長輔佐（公安部スポークスマン）は次のように説明した。

永久居留資格とは、国の法律に基づき、一定条件を満たす外国人に無期限の居留を認めるという一種の資格だ。外国人が居留国で永久居留資格を取得した場合に発給される合法的な身分証明書、いわゆる「グリーンカード」は、「外国人の中国での永久居留審査許可に関する管理規則」の規定によって発行される。中国政府による外国人永久居留証の発行は、国際慣例と中国の現状に完全に合致する。

中国の政府と人民は、たくさんの外国人が中国で投資、ビジネス、文化・科学技術・教育に関する活動、学術交流活動などを行うのを心から歓迎しており、公安部門は現行規定に基づき、中国を訪れた外国人の意向に合わせて、より質の高いサービスを提供する。