温総理、「多国間主義が脅威に
対抗する唯一の道」と表明
温家宝国務院総理は8月24日、北京の人民大会堂で、第59回国連総会の議長を務めるガボンのジャン・ビン外相と会見した。
温総理は「現在の国際情勢は大きな変化の中にある。多国間主義はわれわれがグローバルな脅威と課題に対応する唯一の道である。多国間主義を実践する主要な舞台として、国連の役割は強化すべきであり、決して弱めてはいけない。中国は、国連が国際政治において核心的役割を発揮すべきであると一貫して主張している。国連総会と国連総会議長の活動をこれからもこれまで通りに支持する」と述べた。
これに対し、ビン外相は「中国は最大の発展途上国で、安全保障理事会の常任理事国の1つでもあり、国際政治において大きな影響力を持っている。中国が国連と国連総会の活動を引き続き支持するとともに、世界平和の維持と共同発展の促進のために、さらなる貢献をするよう希望する」と語った。
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