7月の中国全土の乗用車生産台数、
6月比4万5700台減
国家統計局発表のデータによれば、今年7月、中国全土の乗用車生産台数は17万400台で、6月と比べて21.1%減り、前年同月と比べて0.5%増となった。1−7月の乗用車生産台数は累計141万7900台で、前年同期と比べて29%増えた。
7月の中国全土の乗用車生産台数は6月と比べて4万5700台減った。これは在庫が顕著に増加して、メーカー側が生産調整を実施した結果であるほか、夏季の電力不足に伴う生産スケジュールの遅れもこの大幅な低下をもたらした。
7月の乗用車販売台数は17万台で、6月と比べていつらか回復した。生産調整が進み、販売も好調で、在庫圧力は緩和に向かっている。ただし、在庫圧力の完全解消には程遠く、購買需要が完全に回復したとは言いがたい。中国全土に影響を与える北京市の販売市場は依然として低迷し、自動車ローン業務の開始も今後の見通しを明るくするまでには至っていない。
製品価格の下落と生産及び販売の減速傾向という二重の圧力にさらされているメーカーとしては正念場である。
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