2004 No.37
(0906 -0912)

アドレス 
中国北京市
百万荘大街24号
北京週報日本語部
電 話 
(8610) 68326018 
(8610) 68886238

>>中日交流


曽副主席、「中日の政治家は
歴史責任を負うべきだ」と語る

曽慶紅国家副主席は9月3日午後、北京で開催中の第3回アジア政党国際会議(ICAPP)に出席した日本共産党の不破哲三議長と会見した。曽副主席は会見で「中日両国の政党と政治家は勇気をもって歴史的責任を引き受け、中日関係の発展に共に奮闘しなければならない」と語った。

曽副主席は「中日国交正常化以来、両国歴代の指導者と各界の人々の共同の努力で、両国関係は大きく発展した。だがわれわれは、現在の中日関係は大きな発展のチャンスにあると同時に、カギとなる重要な時期にも差しかかっていると見ている。両国の政党と政治家は勇気をもって歴史的責任を引き受け、中日関係の発展のために共に奮闘しなければならない」と述べた。

さらに曽副主席は「中国の党と政府は中日関係の発展を一貫して重視しており、両国の真摯な努力によって『友好・協力・相互利益と恩恵』の新しいタイプの中日関係を一緒に構築していきたい」と表明した。また曽副主席は、日本共産党の中日関係発展のための積極的な貢献を高く評価するとともに、両国の政党が手を携えて中日関係がたえず健全に安定して発展するよう共に維持、努力していくことを希望した。

これに対し不破議長は、中国共産党がICAPPの順調な開催に向けた積極的な努力を高く評価し、「アジア各国の政党が社会制度やイデオロギーの違いを越えて一堂に集まり、交流と協力を繰り広げることは、アジアと世界の平和、安定、発展の推進に重要な意義がある」と述べ、さらに「日中両国は両国関係の全面的かつ健全な発展の推進に共に努力すべきだ」と語った。