2004 No.37
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>>中日交流

 

趙啓正主任、中日間の「政冷経熱」に
警戒すべきだと語る

趙啓正国務院報道弁公室主任は9月6日、中日間常駐記者相互派遣40周年を記念して同弁公室が開催した座談会で、「中日関係はさまざまな原因から、ある程度の脆弱性がある。中日関係に現在現れている『政冷経熱』(政治関係は冷え込んでいるが、経済関係は熱い)という現象は、警戒すべきだ」と述べ、次のように指摘した。

中日間の経済貿易協力は他国が羨ましがるほど活発に行われているが、他方では政府トップクラスの交流は難航している。世論調査によると、両国国民の中で(相手国民)好感を持っていない人の割合は1970〜1980年代に比べてかなり上昇した。これには焦慮し心を痛めずにはいられない。

中国は中日間の友好関係の発展を一貫して重視している。「歴史を鏡とし、未来に目を向ける」という精神を堅持し、中日友好関係を保護し発展させ、これを永遠に両国国民に役立たせ、アジアひいては世界の平和と繁栄に役立たせることが、中日両国の政府と国民の前にある厳粛な課題だ。これについては、両国の政治家だけでなく、両国のメディアにも重大な責任がある。