2004 No.38
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朝鮮労働党の金正日総書記、
李常春常務委員と会見

朝鮮労働党の金正日総書記(国防委員会委員長)は9月12日、平壌を訪れた中国共産党中央政治局の李長春常務委員と会見した。会見の際、李長春常務委員は次のように述べた。

新しい時期、新しい情勢の中で、中国と朝鮮の伝統的な友好関係を引き続き発展させることは、両国人民の根本的利益と共通の願いである。われわれは双方の共通の利益を起点として、共通認識を絶えず強化し、深め、相互に利益のある経済貿易協力の推進に努め、国際問題と地域問題の処理における話し合いと協調を強化する必要がある。胡錦涛氏を総書記とする新しい指導グループは中朝関係の発展を非常に重視しており、「伝統の継承、未来への対応、隣国との友好、協力の拡大」という方針を堅持し、ハイレベルの相互訪問や各レベル、各分野における交流を強化し、中朝の友好・協力関係の内実を絶えず豊かで充実したものとし、両国人民により多く、より大きな実質的利益をもたらしていく。

各国、各民族が自国の現状に基づいて自らの発展の道を決定することは、社会発展における特色ある理論・実践の形成に役立ち、人民の幸福の実現や世界の多様性を反映することに役立ち、地域の安定や世界平和の維持に根本から役立つことである。中国は朝鮮の労働党と人民が、社会主義の発展の道を堅持することを引き続き支持し、朝鮮の同志が国の実情に見合った発展モデルを模索することを支持し、朝鮮の自主的、平和的な統一の主張を支持し、国際環境の改善に向けた朝鮮の有益な努力を支持する。

金総書記は次のように述べた。

朝鮮は両国の各分野における友好協力が絶えず前へ向けて発展していることに深く満足しており、中国の政府と人民の長期にわたる貴い支持と援助に謝意を表明する。朝中の国交樹立55周年にあたり、李長春同志が中国共産党と中国政府の代表団を率いて祝賀のため朝鮮を訪れたこと、さらには大規模な演芸団を同行させ、朝鮮人民のために数多くのすばらしい出し物を見せてくれたことは、朝鮮人民に対する中国人民の深い友好を再度示すものである。