呉邦国委員長、小沢議員と会見
全国人民代表大会の呉邦国委員長は9月21日、小沢一郎衆議院議員(旧自由党元党首)を名誉団長とする「第12回長城計画友好交流代表団」の主要メンバーと会見し、次のように述べた。
1989年に始まった友好交流活動「長城計画」は、中日友好関係の発展の促進と、両国国民の理解の増進にプラスの役割を果たしてきた。中日国交が正常化してから三十数年たち、両国の共同の努力のもとで、経済協力は急速に進展し、人的往来は増加し、各分野での交流は深まり続けている。こうした平和友好関係は得がたいものであり、もっと大切にしなければならない。
両国が「中日共同声明」など3つの政治文書の精神に基づき、双方の関心事に慎重に対処し、プラス要素の促進とマイナス要素の克服に努め、両国関係の政治的基礎を深化させ、中日両国の平和共存と世々代々にわたる友好関係を促進するよう希望する。
民間交流は両国関係の重要な構成要素だ。中日友好にさらに大きな貢献をするため、両国の社会各界、特に若い世代の意思疎通と対話を強化し、相互信頼を深め、交流と協力を促進していきたい。
小沢議員は次のように述べた。
日中両国の平和友好関係の発展は、アジアの安定と世界の平和にとって、極めて重要な意義がある。日本は、中国各界の有識者、特に若い世代の政治家との交流を強化し、日中友好関係のさらなる発展に相応の貢献をしていきたい。
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