2004 No.39
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>> 経済

 

渤海で2005年に年産200万トンの新油田が稼動

中国海洋石油有限公司、米カーマギー社、中米エネルギー資源会社が共同開発した渤海曹妃甸11−1/11−2油田が9月16日から正式に稼動を始めた。

同油田の稼動によって、渤海湾一帯の産油量が大幅に増加し、年産量は1000万トンを突破する見込みである。

曹妃甸油田は、渤海湾西部海域の水深約20メートルの地点に位置し、埋蔵量は1億トン以上である。中国海洋石油有限公司の周守為総経理によると、2005年に生産がピークに達し、年産量は200万トンを上回る見込みである。

権益保有率については、中国海洋石油が51%、採掘を担当する米カーマギー社が40%ぞれぞれ保有し、残りの9%は中米エネルギー資源会社に属する。

同油田の開発については、2003年までに世界各国の23社の石油メーカーと業務提携が結ばれている。主な内容は資金調達や先進技術の導入で、外資利用額は累計24億ドルに上った。

中国海洋石油公司の周守為総裁は、「今後、油田開発はさらに困難になるが、管理レベルや技術能力の向上に頼って、2008年末までに天然ガスの産出量が200万トンに達するように努める」と語った。