2004 No.39
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>> 経済

 

上海、外資銀行の最も集中する都市に

中国銀行業監督管理委員会上海監督管理局の王華慶局長は9月12日、中国科学技術大学上海研究院主催の世界金融フォーラムで講演し、上海は外資銀行が中国で最も集中し、最も活発な都市となっていることを明らかにし、次のように語った。

当面、世界の資本ベスト50にランクされている国際的銀行の中の25が上海で支店を設立し、上海に設けられた外資銀行営業機構は65に達し、中国全土の33%を占めており、人民元業務経営許可を得た機構は53で、中国全土の63%を占め、資産総額は350億ドルで、中国全土の54%を占めている。中国における中国全土にある外資銀行支店を管轄している。

1990年代初期以来、上海の金融業は大きな進展をとげ、全国的証券市場、先物取引市場、金市場および外貨、ローン、手形を含む通貨市場が形成され、中国国内の金融センターとしての地位が一応確立された。

上海市は国際金融センターになるよう努力している。これは「中国が金融近代化、金融国際化という目標に向かって進む過程」における主要ステップである。中国は金融革新を行う必要に迫られている。銀行業監督管理部門は、ますます複雑な金融取引に直面して、リスク監視・管理のレベルをさらに高めなければならない。