2004 No.39
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>>記者会見

 

外交部、中国人の日本に対する
感情について語る 

孔泉外交部スポークスマンは9月16日の定例記者会見で、中国国民の日本に対する不満について、記者の質問に答えた。

――中国政府は、国民が日本への不満の感情を公の場で表明することについて、どのような態度をとるか。中国政府は両国の関係を改善するために新たな措置を取るか。

われわれは中日関係が健全な基礎の上で絶えず前へ発展し続けることを終始希望している。では、健全な基礎とは何か。最も重要なものとして、中日共同声明などの政治的文書や、われわれがいつも言っている「歴史を鏡とし、未来に目を向ける」姿勢が含まれる。今日は16日で、2日後は「九・一八」事変(満州事変)73周年の記念日にあたる。「九・一八」事変はわれわれにとって、深く心に刻み込まれた悲痛な記憶だ。この記念日はいつもわれわれに、中華民族は平和を熱愛する民族で、われわれは自ら向上に励む精神を発揚して、祖国振興のために奮闘しなければならないことを思い起こさせる。一方、「九・一八」事変について述べるとき、日本にも触れないわけにはいかない。われわれは日本が「歴史を鏡とし、未来に目を向ける」精神を堅持し、中国人民の感情を二度と傷つけないよう望む。また、中国と共に、実際行動で両国各分野の交流と協力を引き続き推進するよう希望する。