2004 No.39
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>>記者会見

 

外交部、第4回6者協議の
9月中の開催は困難と見る

孔泉外交部スポークスマンは9月21日の記者会見で、第4回6者協議に関する記者からの質問に対し、次のように答えた。

――6者協議は今月中に開催されるか。今月開催できないのであれば、理由を説明してもらえるか。中国が希望する新たな開催時期はいつか。

第3回6者協議の開催時には、第4回6者協議は9月中に北京で開催するという各国の合意が得られた。現在、すでに月末に近づき、時間が迫っている。各国の現在の態度表明を見ると、6者協議の予定通りの開催には困難が積み重なっていると言わなくてはならない。中国側から述べると、最近私が指摘している点だが、第3回6者協議の終了後、われわれは各国との密接な意思疎通や話し合いをずっと保ち続け、対話を促すための活動をたくさん行ってきた。しかし、あなた(記者)もご存知のように、朝鮮の核問題を解決する鍵は中国の手にあるわけではない。現在生じている問題とは、主な当事国である朝鮮と米国との対立が深刻であることと、韓国の濃縮ウランとプルトニウムの実験をめぐる問題が新たに浮上したことだ。われわれが6者協議の予定通りの開催を望むことには疑問の余地がない。このような事態が生じたことにより、われわれもまた懸念を感じているが、われわれは努力を放棄せず、各国が実務的、抑制的かつ柔軟性のある態度を促すことを放棄せず、各国の共同の努力を促すことを放棄せず、相手のあらゆる懸念を考慮し、これによって6者協議を予定通り9月中に開催させたい。たとえ開催できなくても、第4回6者協議をできる限り早期に開催することはできるだろう。