「2004年中国企業ベスト1000社」が公布さる

製造業界の専門誌「剣橋製造評論」はこのほど、「2004年中国企業ベスト1000社」を発表した。上位3社は鉄鋼最大手の上海宝山鋼鉄グループ、自動車大手メーカーの第一自動車、上海自動車である。ベスト1000社の売上高の最低ラインは10億元以上である。

2004年のランキングは、2003年の企業の売上高を基礎として作成されたものである。ランキング作成のデータソースは、国家統計局の統計報告、中国上場企業のアニュアルリポート、中国産業協会の会員データ、企業側が同誌へ寄せた報告などである。

ランキングの統計によると、　第１位の上海宝鋼グループの売上高は1204億2109万元、第2位の第一自動車が1191億7884万元、第3位の上海自動車が972億9364万元である。1000社の売上高の総額は4兆7400億元に達した。

地域別から見ると、この1000社は主に中国東部と沿海地域に集中している。そのうち江蘇省が最も多く、137社に達し、全体の13.7％を占めた。第2位は山東省と広東省で、いずれも123社である。

業種別から見ると、化学工業企業が最も多く、そのあとは機械、電子類の企業である。