2004 No.41
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>>中日交流


外交部、日本首脳の靖国参拝問題を論評

孔泉外交部スポークスマンは9月28日の定例記者会見で、日本首脳の靖国神社参拝問題について記者の質問に答えた。

――日本の新外務大臣町村氏は2002年と2003年に靖国神社を参拝している。町村外相は28日午前の記者会見で、小泉首相が靖国神社を参拝するのは当然の行為だと述べた。中国は日本新外相の発言をどう考えるか。これは今後の中日関係、特に外相の交流にどのような影響があるか。

あなたが挙げた町村氏の発言については、私はまだ知らないので確認する必要がある。

お話のあった日本指導者の靖国神社参拝問題については、われわれはこれまで何度も非常に厳粛に立場を表明している。過去のあの時期の歴史を正しく認識し、対応することは、中日関係の政治的基礎にかかわっており、また、日本が国際社会、特にアジア諸国とその国民の信頼を得るための非常に重要な条件でもある。われわれは日本の指導者が侵略を反省するという約束を守り、アジアの人々の感情を再び傷つけないよう希望する。

今後の中日関係については、中日の長期にわたる善隣友好協力関係を発展させることが、両国と両国国民の利益にかない、世界の平和、安定、発展にも役立つ。日本メディアの記者であるあなたが、読者や日本の人々に、中国の国民や政府のこうした願いを伝えてくれるよう望む。われわれは日本と共に、中日共同声明などの3つの政治文書の原則に従って、「歴史を鏡とし、未来に目を向ける」という精神を堅持し、中日両国の関係が21世紀により大きな発展をとげるよう努力したい。