2004 No.41
(1004 -1010)

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温家宝総理、国慶節祝賀
レセプションであいさつ

国務院は9月30日夜、中華人民共和国成立55周年を祝って、北京の人民大会堂で国慶節祝賀レセプションを催した。席上、温家宝総理は、次のように述べた。

55年の発展の歴史の中から、われわれは最も重要で最も基本的な結論を導き出すことができる。つまり、中国共産党の強力な指導のもと、自国の国情に立脚し、世界の潮流に順応し、独立自主の姿勢で「中国の特色ある社会主義路線」を歩まなければならないということである。

わが国にとって21世紀初頭の20年間は重要な戦略的チャンスの時期にあたる。発展を執政・興国の最重要任務とし、改革・開放政策を堅持し、民主法制の整備を強化し、文化建設を強化しなければならない。長期にわたって刻苦奮闘し、各民族人民の大団結を強化し、発展させなければならない。党の指導を強化、改善し、党の執政能力を全面的に高め、人民大衆とのつながりを密接にし、中国の現代化建設の指導という崇高な使命を担わなければならない。

中国は平和発展路線を堅持する。これまで同様に、平和・発展・協力の旗を高く掲げ、独立自主の平和外交政策を実行し、世界各国との友好協力を積極的に発展させる。中国は永遠に覇権を唱えない。中国は、平和を愛する世界のすべての勢力と共に、覇権主義と強権政治、あらゆる形のテロリズムに反対する。われわれは世界平和を勝ち取ることで自国を発展させ、また自国の発展で世界平和を促進する。

われわれは、引き続き「一国二制度」「香港人による香港管理」「澳門人による澳門管理」「高度の自治」の方針を貫徹し、特別行政区基本法に厳格に照らして事を運び、香港と澳門の長期にわたる繁栄と安定を維持する。引き続き「平和的統一」「一国二制度」の基本方針と「八つの主張」を貫徹し、「台湾独立」分裂勢力に断固として反対し、抑制し、国家主権と領土保全を確固不動として守る。祖国の完全統一という神聖な目標は必ず実現しなければならず、また必ず実現することができる。