海爾グループ、日本企業との提携を熱望
海爾グループの張瑞敏総裁は、同社が日本企業との提携に一段強化を望んでおり、合弁会社の設立などを検討したいという考えを示した。同時に現在のところ、日本の同業他社の買収は検討していないとコメントした。
海爾グループは、これまで世界に第4位にランクされている家電メーカーであり、多くの業種にまたがる中国最大の企業でもある。現在、三菱重工や三洋電機と提携、合弁を展開している。
張総裁は、同社が三洋電機と韓国サムスンとも、良好な協力関係を樹立しており、関連性の強い電気製品の開発を進めていると説明し、自らの販売ルートなどを互いに生かしながら、アジア市場を開拓していきたいと語った。
張総裁は、戦略的角度から、同社は今後も最先端技術の開発に全力を尽くすだけでなく、同社の既存製品を広くPRし、日本企業との提携、販促ルートの拡大も視野に入れるだろうと語った。
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