中越首脳会談、協力事業の8文書に調印

温家宝総理は10月7日、ベトナムのファン・バン・カイ首相とベトナム大統領府で会談した。

温総理は両国の経済関係について、（１）二国間の貿易規模を引き続き拡大する（２）すでに決定された協力プロジェクトを着実に実施する（３）重要なインフラ・工業プロジェクト面の両国企業の長期的な協力を積極的に奨励、支持する（４）両国の経済協力のレベルと質をたゆまず高めることを提案した。

双方はまた、北部湾（トンキン湾）に関する2つの協定「領海確定協定」と「漁業協力協定」が、期日通り6月30日に発効したことに満足の意を示し、「中越関係の重要な出来事であり、両国の長期安定と全面協力にプラス」との認識を表明し、これに続いて関連作業を急ピッチで進めることに合意した。

陸上国境の画定については、友好的な協議を継続し、相互理解と譲歩の精神で国境画定と境界碑設置作業を加速し、両国指導者の共通認識に従い、期日通りに作業を完成するよう努めることを確認した。

会談終了後、両首脳は経済技術協力など協力事業8件に関する文書に調印した。