2004 No.42
(1011 -1017)

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国務院台湾事務弁公室、陳水扁氏の10日の談話は「台湾独立」言論だと語る

張銘清国務院台湾事務弁公室スポークスマンは10月13日午前の記者会見で、陳水扁氏が「双十節」(10月10日、辛亥革命記念日)に発表した談話は、あからさまな「台湾独立」の言論だと述べ、さらに次のように述べた。

陳氏は談話で「中華民国は台湾で、台湾は中華民国だ」と吹聴した。これはあからさまな「台湾独立」の言論であり、台湾海峡の平和と安定に対する再度の重大な挑発である。この談話のいわゆる「両岸の未来の問題に共同で向き合い、処理する」は、陳氏がかたくなに堅持する両岸の「一辺一国」という分裂の主張が前提となる中で、どのような意義があるのか。これは完全に、台湾の民衆と国際世論を欺くためのものだ。事実が十分に説明しているように、陳水扁氏の語る緊張緩和は嘘であり、真意は「台湾独立」推進にある。

現在の両岸関係の情勢は深刻だが、その大元は陳氏が以前に増して「台湾独立」の分裂活動を進めているためである。「台湾独立」は台湾海峡の平和やアジア・太平洋地域の安全に対する最大の脅威である。「台湾独立」の分裂活動の面における陳氏の独断専行が台湾の同胞に安定と繁栄の将来をもたらすことは決してありえず、ただ重大な災難をもたらすだけだろう。われわれは台湾の同胞に、われわれ共に「台湾独立」に断固反対し、台湾海峡の平和を維持するよう呼びかける。