胡錦涛主席、プーチン・ロシア大統領と会談
胡錦涛国家主席は10月14日、中国を公式訪問中のプーチン・ロシア大統領と会談し、中ロ双方の戦略的パートナーシップの全面的発展を一層推進するための四原則を提案した。
この四原則とは、第一に、相互尊重、平等対処、相互支持を堅持し、政治上の相互信頼を絶えず増強すること、第二は、互いの強みを補い合い、互恵をはかり、長期的な見地に立って共同の発展を求めること、第三は、協調と協力を堅持し、相互に信頼しあい、協力を深め、良好な国際環境を作り出すこと、第四は、長所を補い合い、互いに参考し合い、交流を拡大し、両国の世々代々の友好のために強固な社会的基盤を作り上げることである。
プーチン大統領は、胡錦涛主席のこれら提案に賛同を示したあと、「ロシア側は、中国との関係発展を優先させ、二国間の協力が新しい一歩を踏み出すよう期待している。またロシア側は、一つの中国の政策を揺ぎなく実施していき、如何なる形式の「台湾独立」にも反対し、国連及びその他主権国家だけが加入できる国際機構への台湾の加入に反対し、台湾には兵器を売却しない」との姿勢を表明した。
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