2004 No.43
(1018 -1024)

アドレス 
中国北京市
百万荘大街24号
北京週報日本語部
電 話 
(8610) 68326018 
(8610) 68886238

>> 経済

 

専門家、「東北振興への理解は三つの誤りを防ぐべきだ」と警告

国の「東北振興」計画を実施するため、東北地区の地方政府は各種の振興プランを積極的に制定し、各種の座談会やシンポジウムなどを開催している。しかし、専門家の中からは東北振興に対し、一部の地方政府が中央の精神を把握しておらず、認識に誤りがあり、改めてそれを認識し、位置づける必要がある」という声が上がっている。

まず、同計画は、政府が企業に干渉する行為を二度と繰り返すことを防がなければならない。中国通用機械工業協会の隋永浜理事長は、「現在、一部の地方政府は振興の重点を外資導入に置くばかりで、企業の責任者は企業の生産と経営面を研究する時間がなくて、外資導入に力を入れている。企業の制度改革も規範化しておらず、数多くの国有企業は丸飲みにされてしまった」と語った。

次に、東北振興は全面的な振興であり、製造業全体の振興ではない。中国機械科学研究院の屈賢明教授は、「東北地区の設備製造業のほとんどは、特徴、競争力のある製品が欠けている。現在、明らかになった問題はセット化の能力が不足している」と語った。

中国自動車工程学会の張寧副秘書長は、「現在、東北地区の地方政府は自動車産業を重要な産業としている。しかし、新技術の不安定でリストをもたらすのを心配するため、多くの自動車製造企業は自主的革新の新技術を採用する勇気がない。これは国内の自動車産業の自主的開発能力に大いに影響を及ぼしている。政府は自ら新技術を採用することに有利な政策を制定すべきである」と提言した。