2004 No.43
(1018 -1024)

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プーチン大統領、中国首脳との会談を評価

中国を公式訪問中のプーチン・ロシア大統領は10月15日、西安で開かれた中国西北地区5省・自治区とロシア地方当局者による地域間協力拡大シンポジウムに出席した。大統領は同シンポで、中国首脳と北京で行った会談を高く評価し、「会談は大きな成果を得た」と述べた。

プーチン大統領は14、15の両日に行った胡錦涛国家主席および他の中国指導者との会談や会見について、「双方は共に努力して良い結果を得た。ロシアと中国のパートナーシップは歴史的教訓を生かし、また現在の流れに沿って、急速に発展している。現在ロ中両国の関係と協力はかつて見ないレベルにまで達した」と評価した。さらに大統領は「私と胡主席は『中ロ共同声明』と『中ロ善隣友好協力条約実施要綱』の二つの重要文書を調印し、それを批准した。この二つの文書は、ロ中両国2005―08年協力計画を定めることで両国の戦略協力パートナーシップを一層強化し、双方が政治、経済・貿易、文化など各分野における協力を推進し、両国の国際政治における協力を強化するものだ」と語った。

また、プーチン大統領は「ロ中両国は2010年までに二国間貿易額を3倍に増やし、600億ドル達成を目指す。この遠大な目標は二国間貿易構造の改善を意味する。このため両国は投資分野での協力およびハイテク、高付加価値製品の輸出入を増やさなければならない」と述べ、中国側の今後15年内のロシア経済に対する120億ドルの投資計画を高く評価した。