松山バレエ団理事長、
中国の｢文化交流貢献賞｣を受賞

東京で10月25日、中国政府の「文化交流貢献賞」が、松山バレエ団の清水正夫名誉団長と松山樹子名誉芸術監督の夫妻、舞踊家花柳千代さんに贈られた。

中国文化部の孟暁駟副部長は中国駐在日本大使館で行われた受賞式で、「松山バレエ団は、これまでに中国を100回以上訪問しており、特に同団の作品であるバレエ劇『白毛女』は、中日友好文化交流の美談の一つとなっている。花柳千代さんは、日本舞踊の形で中国の題材を表現するのにずっと力を入れてきた。花柳さんの作品である『河西回廊』、『敦煌』といった舞踊劇は、中国西部の歴史や文化の描写に成功している」と述べた。

唐家セン国務委員は特に祝電を送り、受賞者に祝意を表した。孟副部長と王毅駐日大使が受賞者3人にそれぞれ賞を手渡した。

「文化交流貢献賞」は文化交流の分野に中国政府が設けた最高クラスの賞。中国との文化交流事業に優れた貢献をした海外の友好的な人や組織などに贈られる。