2004 No.44
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>>中日交流

 

賈慶林全国政協主席、後藤田正晴氏と会見

中国人民政治協商会議全国委員会の賈慶林主席は10月27日、日中友好会館の後藤田正晴名誉会長と北京で会見し、賈慶林主席は次のように述べた。

後藤田氏は中国人民の古い友人で、中日友好関係の発展に長年貴重な貢献をしてきた。今なお高齢も顧みず中日友好事業のために奔走していることに深く敬服する。

中日国交正常化以来、中日両国政府と民間の共同努力により、中日関係は著しい発展をとげ、特に経済協力と人的往来は良好な発展傾向を維持している。

中国政府は一貫して、戦略的かつ長期的角度から日本との友好協力関係の発展を重視しており、中日共同声明など3つの政治文書の原則に従い、「歴史を鏡とし、未来に目を向ける」精神に基づき、政治的には相互信頼の強化に努め、経済的には互恵協力を深め、共同の利益を拡大することを主張している。

後藤田名誉会長は次のように述べた。

2年ぶりに訪中し、中国に再び大きな変化が起きているのを見て非常に喜んでいる。
日中両国は隣国であり、交流の過程でいくつかの問題が生じるのは避けられないことである。重要なのは、双方が対話による相互理解と相互信頼の増進に尽力することだ。この精神に基づきさえすれば、両国関係が現在直面している一時的な困難は克服できるものと信じる。