2004 No.44
(1025 -1031)

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>>記者会見

 

中国政府、身元不明者
駆け込みで「蛇頭」を厳重処罰

章啓月外交部スポークスマンは10月26日の定例記者会見で、身元不明者が相次いで北京の外国公館や外国人学校に駆け込む事件に対し、中国政府の方針として「これらを組織した『蛇頭(密航斡旋ブローカー)』を厳重に処罰する」と表明した。

――最近、朝鮮人の不法入国者が中国駐在の外国公館や外国人学校に駆け込む事件が続発しており、中には暴力手段を取るケースもある。中国はこれをどう論評するか。

最近、身元不明者が北京駐在の外国機関や外国人学校に駆け込む事件が数回起きた。その中に暴力手段で中国側や外国側の関係者の安全を脅かす者もいる。こうした行為は、中国の法律に著しく違反し、中国の治安と安定を損なうものであり、外国公館と外国人学校の正常な業務や学習をひどく妨害し、彼らの生命や財産の安全を直接脅かすものである。

「大使館駆け込み」「学校駆け込み」などの活動が、外国のいわゆる宗教・人権組織や個人が画策したものであるということを指摘しなければならない。中国は「大使館駆け込み」や「学校駆け込み」を組織した「蛇頭」を法に依って厳重に処罰する。中国国内で摘発された朝鮮人不法入国者に対しては、中国は一貫して国内法、国際法、人道主義の原則に照らして、適切に処理している。