2004 No.44
(1025 -1031)

アドレス 
中国北京市
百万荘大街24号
北京週報日本語部
電 話 
(8610) 68326018 
(8610) 68886238

>>記者会見

 

中国、核拡散防止の国際
協力に一段と参与と表明

章啓月外交部スポークスマンは10月26日の定例記者会見で、中国は核拡散防止の国際協力にいちだんと参与することを望んでいると表明した。

章啓月スポークスマンは、「アメリカのパウエル国務長官は中国訪問中、『核拡散防止の安全提唱』を含む双方の軍備管理について意見を交換した。中国は大量破壊兵器の拡散に断固として反対し、国際法に基づいて関係国と協力して関係活動を行いたい」との考えを示した。

章啓月スポークスマンはまた「『核拡散防止の安全提唱』の実施によって、国際法の範囲外で武力による阻止活動が行われる恐れがあると中国側は心配しているため、この問題に対し保留した態度を取ってこの提唱に参加しなかった。しかし、大量破壊兵器の拡散を防止するという主旨を支持する」との立場を明らかにした。

この記者会見で、章啓月スポークスマンはまた「中国とアメリカは、6者協議を一日も早く再開するのを促進すべきだということでは意見が一致した」と発表した。

パウエル国務長官の中国訪問中、朝鮮半島の核問題が中米双方が討論する重要な議題であった。記者の関連質問に答えた際、章啓月スポークスマンは、「6者協議がこれまで対話を通じて朝鮮半島の核問題を平和的に解決する最も良い手段だと中国は考えている。中米双方は6者協議で朝鮮半島の非核化の目標と対話の方式を確定しており、実質的な協議も始まった。だから、各国は引き続き努力し、次回の6者協議が一日も早く再開するのを促進すべきだ」との考えを示した。