2004 No.44
(1025 -1031)

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>>記者会見

 

国務院台湾事務弁公室、
「一つの中国」は対話再開の基礎と前提

国務院台湾事務弁公室の張銘清スポークスマンは10月27日の定例記者会見で、「台湾当局が『一つの中国』の原則と『92年の共通認識』を認めさえすれば、両岸(中国大陸部と台湾)の対話と交渉はいつでも回復できる」と述べた。

同スポークスマンは、記者からの質問に次のように答えた。

――台湾の「行政院大陸委員会」はこのほど、大陸に対し、「論争を放置し、実務的な協議を行う」とする「92年の会談」の精神に従って、両岸人民の交流に関する問題をまず解決したいと表明した。これをどう論評するか。

海峡両岸関係協会と台湾海峡交流基金会は、1992年10月末の香港会談と11月の電報による協議を通じて、「それぞれ口頭で『海峡両岸は共に一つの中国の原則を堅持する』ことを表明する」という共通認識(92年の共通認識)を得た。この事実は否定してはならず、わい曲してはならない。台湾当局が「一つの中国」の原則と「92年の共通認識」を認めさえすれば、両岸の対話と交渉はいつでも再開することができる。われわれのこの立場にこれまで変わったことがない。