2004 No.44
(1025 -1031)

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温家宝総理、パウエル国務長官と会談

温家宝総理は10月25日、北京中南海の紫光閣でパウエル米国務長官と会談し、次のように述べた。 中米関係の歴史は、和すればは双方に利益をもたらし、争えば共に傷つくことを繰り返し証明している。両国は、両国には広範な共通の利益と協力の必要があり、戦略的かつ長期的な角度から両国関係を処理し、互いに関心をもつ問題を適切に解決してこそ、中米関係が順調に発展し、両国の利益が適切に守られるということを認識しなければならない。

世界にわれわれほど、台湾問題の平和的解決を望んでいる者はない。われわれは祖国からの台湾「分割」を決して許さない。米国が約束を忠実に守り、3つの中米共同コミュニケを順守し、台湾海峡情勢の安定にプラスとなる行動を多く取るよう望む。
パウエル長官はつぎのように述べた。

ブッシュ大統領は、米中両国の各分野での効果的な協力が両国関係の発展を大きく促したと堅く信じている。ここ数年来、この重要な関係は好ましい進展をとげている。米国は、中国にとっての台湾問題の重要性を十分認識している。米国政府が実行している「一つの中国」の政策は変わることがない。米国は引き続き3つの共同コミュニケに従い、「台湾独立」に反対していく。