中国警察、不法入国の62人と
「蛇頭」2人を拘束

章啓月外交部スポークスマンは10月28日の外交部記者会見で、中国警察による不法入国者の拘束について、記者の質問に答えた。

――25日、朝鮮人十数人が韓国領事館の外で中国警察に逮捕された。26日には、さらに60人余りが捕まった。逮捕者は現在どこにいるのか。中国はどのように処理するつもりか。

最近、身元不明者による外国の北京駐在機関や学校への駆け込み事件が数件連続して発生し、25日にも発生した。26日には、中国警察が北京郊外で不法入国者62人と外国籍の「蛇頭」（不法出入国斡旋者）2人を拘束した。不法入国者や大使館・学校への駆け込みを組織する「蛇頭」に対しては、いかなる国もすべて厳しく処分しているはずだ。重ねて表明するが、「蛇頭」と呼ばれる組織者に対しては、われわれは中国の法律に依って厳しく処分する。不法入国者については、国際法や国内法および人道主義の精神に基づいて適切に処理する。