2004 No.45
(1101 -1107)

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中国軍縮大使、朝鮮核問題の
協議による解決を強調

胡小笛中国軍縮大使は11月1日、第59回国連総会で行われた国際原子力機関(IAEA)年度活動報告に関する討論の中で、「朝鮮半島の核問題は、対話と協議により適切に解決すべきだ」と強調し、次のように述べた。

中国政府は、東北アジア地域の平和と安定に強い関心を持っている。中国は終始、朝鮮半島の非核化、東北アジア地域の平和・安定の維持、対話と協議による朝鮮半島の核問題の解決を主張している。核問題の解決と同時に、朝鮮の安全保障に関する正当な懸念も解決すべきである。

中国はこのために一貫して平和と対話を促してきた。その結果、朝鮮半島の核問題を協議する第3回6カ国協議が開催され、半島の非核化の目標と対話による平和的解決の方向性が確立され、さらに実質的な交渉が始まった。6カ国協議はすでにプラスの成果を上げていると言うべきだろう。協議のプロセスを引き続き推進し、次の協議を早期に開催できるよう努めることは、各国の共通の利益に合致することであり、国際社会の共通の願いでもある。当然ながら、朝鮮問題の複雑さには注意する必要があり、中国は各国が忍耐心を保ち、誠意と柔軟性を示すよう望む。中国は引き続き客観的かつ公正な立場から、国際社会と共に、半島の核問題の平和的解決が早期に実現するよう努力していく。