2004 No.46
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>>中日交流


小泉首相、中国の青年代表団と会見

小泉純一郎首相は11月9日、中国共産主義青年団中央書記処の周強第一書記を団長とする中国青年代表団の一行8人と東京の首相官邸と会見した。一行は日本外務省の招きで6日から日本を友好訪問している。

小泉首相は「日中両国青年の交流強化は非常に重要で、両国関係の発展を推進する上でプラスの意義がある」と表明し、また、中国経済が近年にあげた成果を高く評価したうえで、「日中両国の貿易発展のすう勢は良好だ。中国の発展は日本にとって脅威ではなくチャンスであり、この見方はますます多くの日本人に受け入れられつつある」と述べた。さらに「日中両国は環境保護分野に幅広い協力の潜在力があり、両国の青年組織が共同で行っている植樹活動は、環境保護面で日中協力を拡大する上で重要な役割を果たしている」と述べた。

周第一書記は「『歴史を鏡とし、未来に目を向ける』という原則を堅持しさえすれば、中日両国の友好関係は順調に発展するだろう」と表明し、さらに小泉首相に、日中緑化交流基金が資金援助する中日青年環境保護協力プロジェクト「母なる河を守る活動」の情況を説明した。

代表団は訪問期間中、日本の政党や政府関連の青年組織、民間の青年団体と幅広く交流し、環境保護協力、教育研修、文化交流など両国青年の交流に関するさまざまなテーマについて突っ込んで意見を交換した。双方は、中日青年の交流と協力をさらに進めることで共通認識に達した。

中国共産主義青年団を中心とする中国の青年組織は、これまでに日本の40以上の青年団体・組織との間で「長城計画」、「青年技術研修生訪日プロジェクト」、中日青年環境保護プロジェクト「母なる河を守る活動」など、豊富多彩で実り多い友好交流活動を展開している。