2004 No.46
(1108 -1114)

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>> 経済

 

2004年国際都市競争力の
ランキングでは上海は25位、北京は34位

世界の主力企業を会員とする民間研究機関「世界経済フォーラム」(WEF)が発表した2004年国際都市競争力ランキングに基づいて上海は世界第25位、北京は第34位にランクされたことが分かった。

第16回上海市市長国際企業家諮問会議が10月31日に開催された。「都市の国際競争力向上」をテーマとして開かれた分科会で、「世界経済フォーラム」の首席経済学者ロペス・クローロス氏が世界の53主要都市のランキングを発表した。

このランキングは初めて「経済成長競争力指数」を採用し、公式ルートで発表されたデータおよび世界各国のトップ企業を対象に行ったアンケートをもとにまとめたものである。

このランキングでは2004年から2005年にかけての経済持続成長潜在力に対して評価を行い、順位を決定した。また、この「経済成長競争力指数」は、世界の主要な経済実体についても比較を行って得たものである。

ちなみに、53の都市にはモスクワ、サンパウロ、ロンドン、バンコク、ニューデリー、メキシコシティ、ニューヨーク、パリなどが含まれている。第1位から第3位はシンガポール、香港、オスロである。

ロペス・クローロス氏は今後、インフラ、資本金、教育水準、現地労働力の養成、現地金融市場の効率などのデータにふまえて、「経済成長競争力指数」の精度をさらに高める予定であると語った。