2004 No.46
(1108 -1114)

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>> 経済

 

中国中央銀行の責任者、
「IMFの中国協議レポートの一部の
分析と判断を更新する必要がある」と指摘

国際通貨基金(IMF)は11月5日、そのスタッフが中国政府と協議した後書き上げた中国のマクロ経済情勢に関するレポートを発表した。これに対し、中国人民銀行の関係責任者は「報告書に使われているデータは今年6月以前の経済データであり、一部の分析や判断は更新する必要がある」と語った。

同責任者はまた、レポートの関係内容について「最新の統計データによると、当面中国経済の運行は安定しており、実行している通貨と貸し出し政策も成果をあげている。中央銀行は当面の経済活動に現れている問題に応じて、柔軟性のある通貨政策を取り、マクロ調整の度合いを適切に把握しなければならない」と語った。

このほか、人民元為替レートに触れて、同責任者は「中国は人民元為替レート体制を改革するため、多方面から措置を講じる。これから、市場の供給の変化に適応しつつ、さらに柔軟性のあるシステムの確立を目指して努力しなければならない」と強調した。