胡錦涛国家主席、アラファト議長の死去に弔電

胡錦涛国家主席は11月11日、パレスチナ立法委員会のファツア委員長に電報を送り、パレスチナ大統領、パレスチナ自治政府議長、パレスチナ解放機構（PLO）中央執行委員会議長のアラファト氏が死去したことに心から哀悼の意を表明した。弔電は次のようにのべている。

「アラファト議長は、パレスチナ事業の卓越した指導者で、優れた政治家でもあり、その一生をパレスチナ人民の合法的権利回復という正義の事業に捧げ、パレスチナ人民から推戴、尊敬され、国際社会でも非常に高い声望を持っていた。アラファト議長は中国とパレスチナの関係を築き、その推進に尽力し、両国と両国人民の友情増進に大きな貢献をした。氏の逝去は、パレスチナ人民にとって大きな損失であるだけでなく、中国人民も偉大な友人を失ったことになる」

「パレスチナ自治政府とパレスチナ人民は、必ずアラファト議長の未完の事業を引き継ぎ、中東和平のプロセスを推進し、中東問題の政治解決のためにたゆまずに努力を払っていくものと私は信じている。中国は、パレスチナと共に、両国の友好関係を絶えず発展させるため努力する」。