2004 No.47
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四川大学副学長の公開募集、
日本の教授も決勝戦へ

中国内外の注目を集める四川大学の副学長ポストの公開採用が間もなく決着を迎える。同大学が11月13日に明らかにしたところによると、激しい争いを経て候補者24人が「決勝戦」に勝ち進んだ。この中には米国や日本など国外の学者3人が含まれているという。

四川大学は教育部直属の全国的な重点大学で、今年10月1日、中国内外に向けて、本科生向けの教学と学科の整備、大学院生の教育、科学研究、人事、外事、財務、経済などをそれぞれ担当する副学長8人を任期4年で公開募集した。大学の副学長がすべて公開募集で選出されるのは、同大学が中国でも初のケースとなる。

副学長の公開募集は10月25日に締め切られ、計171人が出願した。海外からは、米国、英国、ドイツ、日本、カナダ、シンガポール、タイ、オーストラリアなど9カ国の37人が出願した。

海外からは、米インディアナ州立大学経済学部の陳愛民教授、テキサステック大学薬学院腫瘤生物センター主任の王明海教授、日本の海洋国際貿易株式会社会長の李小北教授の3人が最終選考に残った。結果は今月末に発表される予定である。