2004 No.47
(1115 -1121)

アドレス 
中国北京市
百万荘大街24号
北京週報日本語部
電 話 
(8610) 68326018 
(8610) 68886238

>>記者会見

 

外交部、「朝鮮は6者協議継続を希望」と表明

章啓月外交部スポークスマンは11月11日の定例記者会見で、朝鮮半島核問題を話し合う6者協議の次回開催の見通しについて、記者の質問に次のように答えた。

――韓国の聯合通信によると、米国、日本、韓国、ロシア、中国の5カ国はこのほど朝鮮に対し、11月に非公式協議、12月に第4回6者協議の開催を提案したという。この報道は事実か。中国はこれまで6者協議開催に向けてどんな働きをしたか。

われわれは、6者協議が政治的な対話によって朝鮮半島の核問題を解決する最も現実的で最もよい道であると考える。これは6者協議に参加する各国の共通認識でもある。できるだけ早く次回6者協議と作業部会を開けるよう、中国は一貫して積極的に努力し、関係各国と緊密な連携を保ってきた。私もこれまで何度も紹介したが、中国の寧賦魁朝鮮半島核問題担当大使のほか、外交部の部・司クラスの担当者がいずれも広く外交活動を展開している。

このほど朝鮮の金永日外務次官が訪中した。9日午後、李肇星外交部長と武大偉副部長がそれぞれ金次官と会見し、双方は和平プロセスをどのように推進するかについて意見を交換した。朝鮮は朝鮮半島非核化の目標を引き続き堅持するとともに、6者協議を通じて朝鮮半島核問題を解決したいと重ねて表明している。次回の6者協議に向けて、朝鮮は米大統領選後の対朝鮮政策の行方を見極めてから決めたいとしている。次回6者協議は具体的にいつ開催するのか、先に6者協議を開くのか、それともまず作業部会を開くのか、現在まだ協議中である。