2004 No.47
(1115 -1121)

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パウエル米国務長官、
米中関係は30年来最良と語る

パウエル米国務長官は11月13日、米国メディアの取材に対し、「米国と中国の関係は現在良好で、この30年あまりは最もよい時期だ」と述べた。

パウエル国務長官は、地域問題の面で中国が発揮した役割を称賛し、「(パウエル国務長官の)在任期間3〜4年の中で、中国の指導者が南アジア亜大陸問題を解決するため非常に有益な努力を払ったことに気づいた。朝鮮半島核問題の解決では、中国も非常に有益な役割を果たし、6者協議を主催し、主導的な役割を発揮した」と述べた。
パウエル国務長官は米中経済貿易関係についても触れ、「米国は中国を重要な貿易パートナーと見ており、中国と確固たる経済関係を樹立したことを嬉しく思う。米国は、他の方面ではなく経済分野で中国と競争を展開することをより望んでいる。中国の米国製品輸入はすでに大幅に増加し、中米貿易の不均衡という敏感な問題を解決するため、中国はより多くの米国製品を輸入する対策を取っている」と述べた。

パウエル国務長官はさらに、「米国がしたいことは、中国とのコンタクトを図ることであり、『恐怖』ではなく『慎重』な気持ちで中国の発展を観察することだ。目的は、中国と共に前進することであって、中国を抑えることではない」と述べた。